コマンドプロンプトの豆知識

2018年1月30日 (火)

コマンドラインの実行結果をクリップボードに保存する。

コマンドラインの実行結果をワードで編集中の文書や表計算ソフトに取り込んだりしたい場合には、いったんファイルに保存したり、コマンドプロンプト上で、コピー・ペーストをするのが普通だろう。

しかし、Vista以降のWindowsで使えるclipコマンドを使えば、直接クリップボードにコピーできる。

例えば、コマンドプロンプトで、「ping yahoo.co.jp | clip」などとすれば、
「ping yahoo.co.jp」の処理結果がクリップボードに保存される。
「|」は縦棒・パイプ記号などと呼ばれているが、「|」の左にあるコマンドの処理結果を右にあるコマンドに渡す機能を持っている。

実行結果 クリップボードからペーストした。
yahoo.co.jp [182.22.59.229]に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
182.22.59.229 からの応答: バイト数 =32 時間 =22ms TTL=53
182.22.59.229 からの応答: バイト数 =32 時間 =22ms TTL=53
182.22.59.229 からの応答: バイト数 =32 時間 =22ms TTL=53
182.22.59.229 からの応答: バイト数 =32 時間 =22ms TTL=53

182.22.59.229 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
    最小 = 22ms、最大 = 22ms、平均 = 22ms

clipコマンドはC:\Windows\System32\clip.exeが実体である。

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2017年12月25日 (月)

コマンドプロンプトで使えるファイル・フォルダ名の入力と補完機能

コマンドは単独で使うことは少なく大抵の場合、パラメーターとしてファイル名やフォルダ名を指定する必要がある。

短いファイル名ならともかく、スペース(空白)や記号、漢字などを含む長いファイル名をコマンドプロンプト上でいちいち手入力するのは非常に面倒である。
この作業を簡単にするために、コマンドプロンプトには、ファイル名やフォルダ名の「補完機能」が用意されている。

 補完機能を使うと、ファイル名の先頭の数文字を入力しただけで、残りの部分のファイル名が自動的に補われる。
補完キー(通常は[Tab]キーになっている)を押すと、カレントフォルダ(自分が今いるフォルダ)内にある、該当するファイル名やフォルダ名が自動的に選択され、入力される。
候補が複数ある場合には、目的のファイル名が見つかるまで補完キーを繰り返し押せばいい。

 何も入力せずに補完キーを押した場合には、全てのファイルやフォルダが順番に一つずつ表示される(ファイル名に空白が含まれているような場合は、自動的に「"」で囲まれる)。
 フォルダ名の場合は、最後に「\」を手入力して(パス名が「"」で終了している場合でも、その後ろに「\」を追加していい)、さらに補完キーを押せば、今度はそのフォルダ内の候補が順番に表示される。
このようにすることによって、深いフォルダにあるファイルでも簡単に指定できる。

 ここまで書いてきたやり方は慣れれば確かに簡単なのだが、マウスを使ってファイル名やフォルダ名を指定する方法もある。
 エクスプローラーを使ってファイルやフォルダを選択し、それをコマンドプロンプトの上にドラッグアンドドロップする。
こうすれば、ファイルやフォルダのフルパスが自動的に貼り付けられる。

他にもエクスプローラーで[Shift]キーを押しながら右クリックしてパス名を取得する方法もある。
メニューの中ほどに「パスのコピー」というのがあるので、これをクリックする。
次に、コマンドプロンプトの適当な場所にペーストすればよい。

この様にやり方はいくつかあるので、それぞれ好みのやり方を使ってみるといい。

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2017年12月24日 (日)

コマンドラインの編集

 コマンドプロンプトでは、前に実行したコマンドを繰り返したり、少しだけパラメーターを変えて実行したくなることがある。
そのような場合に使うために各キーに編集用のショートカットが割り当てられている。
これらのショートカットキーを使いこなせばコマンド文の編集が手軽にできるだろう。

以下にまとめて紹介する。

コマンドライン編集用のキーボードショートカットキー

キー
動作の説明

1、[←]
カーソルを1文字左へ移動

2、[→]
カーソルを1文字右へ移動

3、[Ctrl]+[←]
カーソルを1単語分左へ移動

4、[Ctrl]+[→]
カーソルを1単語分右へ移動

5、[Home]
カーソルを行頭へ移動

6、[End]
カーソルを行末へ移動

7、[Insert]
挿入モードと上書きモードの切り替え。モードでカーソルの大きさが変わる

8、[Delete]
カーソル位置の1文字を削除

9、[Back Space]
カーソルの直前の1文字を削除

10、[Ctrl]+[Home]
行頭からカーソルの直前までを全部削除

11、[Ctrl]+[End]
カーソル位置から行末までを全部削除

12、[Ctrl]+[C]
入力をキャンセルして次行先頭へ移動

13、[F1]
直前の履歴の内容を1文字だけコピー

14、[F2]
直前の履歴から、指定した文字までコピー

15、[F3]
直前の履歴内容のコピー。何も入力していない状態で押すと直前の履歴を表示することになるが、行の途中で押すと、そこから行末までがコピーされる

16、[F4]
直前の履歴から、指定した文字まで削除

17、[F5]
1つ前の履歴へ移動

18、[F7]
コマンド履歴の番号とコマンドラインをポップアップ表示

19、[F8]
入力した文字列にマッチする履歴へ移動。繰り返し押すとマッチするものを順次表示する

20、[F9]
指定した履歴番号へ移動。履歴番号は先に[F7]を押して確認する

21、[↑]
1つ前の履歴へ移動

22、[↓]
1つ後の履歴へ移動

23、[Page Up]
履歴リストの先頭へ移動

24、[Page Down]
履歴リストの最後へ移動

25、[Alt]+[F7]
履歴を全て削除

26、[Esc]
入力を全てキャンセルして行をクリア

27、[Enter]
コマンドの実行

少し挙動が分かりにくいショートカットがあるので、実際に実行して、確認してほしい。

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2017年12月23日 (土)

コマンドプロンプトのレイアウトを設定

Windowsのアプリでは画面サイズを自由に変更できるが、コマンドプロンプトではこれができない。
理由は、古いDOSの画面(画面幅が固定のコンソール画面)をエミュレートしているからだ。

DOSの時代には画面のサイズを自由に変更するなどということは考えられなかった。
しかし、Windows上のコマンドプロンプトではプロパティのレイアウトタブからサイズを変更できるようになっている。

20171223_2

というわけで、コマンドプロンプトの画面サイズを使いやすいように変更して見よう。
コマンドプロンプトの画面サイズ(桁数と行数)は通常、80桁×25行となっているが、これでは狭すぎるので拡げてみたい。

画面バッファーのサイズ

幅 これは仮想的なコンソール画面の幅を表す。100桁以上にするのがよい。「ウィンドウのサイズの幅」を広げると自動的に連動するので、そのままにしておいていい。

高さ 仮想的なコンソール画面の高さを表す。このサイズを超えて出力されたテキストは、どんどん上にスクロールしていって見ることはできない。デフォルトでは300行だが、コマンド出力の結果が多いと入り切らないので、最大値の9999行まで増やしておきたい。

ウィンドウのサイズ

幅 コマンドプロンプトウィンドウの物理的な幅(桁数)を表している。通常最初は80桁しかなくて狭いので、100桁とか120桁などに増やしておこう。この値を増加させると「画面バッファサイズの幅」も自動的に連動する。

高さ コマンドプロンプトウィンドウの高さ(行数)を表す。30行とか40行など、なるべく画面いっぱいになるようにセットしておくとよい。

 以上の設定変更が終わった後、[OK]をクリックすれば、設定が保存され、直ちにコマンドプロンプトウィンドウに反映される。

20171223_1

この画像じゃよくわからないな。

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2017年12月14日 (木)

コマンドプロンプトのプロパティを開く。

まずはシステムメニューを開く。
これは、コマンドプロンプトウィンドウの左上に表示されているアイコンをクリックすれば開くことができる。

次にプロパティを開くが、コマンドプロンプトが開いた状態で、[Alt]+[Space]-[P]キーで、直接開くことができるので、こちらのほうが簡単である。

Rireki001
プロパティの開き方だけでは、分量が少ないので、オプションの項目のうち、コマンドの履歴に関して簡単に解説しよう。

バッファーサイズ
コマンド履歴の最大サイズを指定する。
コマンド履歴は同じコマンドを繰り返し使用するようなときに利用する。
F7キーを押すとそれまでに利用したコマンドが表示される。
デフォルトでは50になっているが最大で999まで指定できる。

バッファー数
コマンドプロンプトから別のコマンドプロンプトやプログラムを起動した場合でも、そのプログラム(子プロセス)の中で利用したコマンド(テキスト)の履歴が独立して保存される。
一旦その子プロセスを終了して、再度起動したときでもその履歴が利用できる。
ただし、ここで指定したバッファー数を超えてネスト(深さ)した場合には履歴は保存されない。

重複する古い履歴を破棄
同じコマンドを履歴に保持しないようにする。

ちなみに、Windows10でのコマンドプロンプトでは、Ctrl+CやCtrl+Vを使ってコピー・貼り付けができるようになっている。

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2017年11月25日 (土)

管理者モードでコマンドプロンプトを開くいくつかの方法。

Windowsを使うのに、通常、コマンドを手入力する場面はない。
しかし、トラブルが起きるとにわかに、コマンドプロンプトを開いてコマンドを入力する機会が増える。

そこで、まず管理者モードでコマンドプロンプトを開く方法を覚えよう。
1、スタートメニュー→Windowsシステムツール→コマンドプロンプト→その他→管理者として実行
たぶんこれが一番簡単にコマンドプロンプトを管理者モードで実行できる方法だと思う。

Command001


Command002_2

2、タスクマネージャーを開く。
これを開くのは自分が知る限りでは、「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を使って開くのが一番簡単。
タスクマネージャーが開いたら、「ファイル」→「新しいタスクの実行」を選ぶ。

Command003


「新しいタスの作成」が開いたら「cmd」と入力し、「このタスクに管理者権限を付与して作成します」にチェックを入れる。
「OK」をクリックすれば、管理者モードでコマンドプロンプトが開く。

3、Windowsアイコンを右クリックして開いたメニューから「コマンドプロンプト」(管理者)を選ぶ。

Command005


本来なら、これが一番簡単に「コマンドプロンプト」(管理者)を選ぶ方法のはずだが、現在のWindows10では、コマンドプロンプトがあるはずのところが、Windows PowerShellになっている。
これは、タスクバーの何もないところを右クリックして表示されるメニューから「タスクバーの設定」を選び、開いた画面から「Windows PowerShell」を「コマンドプロンプト」に変更する。
この手続きが面倒なので3番目になっている。

Command004

4、あらかじめ、コマンドプロンプトを開いて、タスクバーにピン留しておく。
Ctrl+Shiftキーを押しながら、タスクバーにピン留したコマンドプロンプトを左クリックする。
UACの確認ダイアログが表示されるので「はい」を選択する。
これで、コマンドプロンプトが管理者モードで起動する。

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