コマンドラインの編集
コマンドプロンプトでは、前に実行したコマンドを繰り返したり、少しだけパラメーターを変えて実行したくなることがある。
そのような場合に使うために各キーに編集用のショートカットが割り当てられている。
これらのショートカットキーを使いこなせばコマンド文の編集が手軽にできるだろう。
以下にまとめて紹介する。
コマンドライン編集用のキーボードショートカットキー
キー
動作の説明
1、[←]
カーソルを1文字左へ移動
2、[→]
カーソルを1文字右へ移動
3、[Ctrl]+[←]
カーソルを1単語分左へ移動
4、[Ctrl]+[→]
カーソルを1単語分右へ移動
5、[Home]
カーソルを行頭へ移動
6、[End]
カーソルを行末へ移動
7、[Insert]
挿入モードと上書きモードの切り替え。モードでカーソルの大きさが変わる
8、[Delete]
カーソル位置の1文字を削除
9、[Back Space]
カーソルの直前の1文字を削除
10、[Ctrl]+[Home]
行頭からカーソルの直前までを全部削除
11、[Ctrl]+[End]
カーソル位置から行末までを全部削除
12、[Ctrl]+[C]
入力をキャンセルして次行先頭へ移動
13、[F1]
直前の履歴の内容を1文字だけコピー
14、[F2]
直前の履歴から、指定した文字までコピー
15、[F3]
直前の履歴内容のコピー。何も入力していない状態で押すと直前の履歴を表示することになるが、行の途中で押すと、そこから行末までがコピーされる
16、[F4]
直前の履歴から、指定した文字まで削除
17、[F5]
1つ前の履歴へ移動
18、[F7]
コマンド履歴の番号とコマンドラインをポップアップ表示
19、[F8]
入力した文字列にマッチする履歴へ移動。繰り返し押すとマッチするものを順次表示する
20、[F9]
指定した履歴番号へ移動。履歴番号は先に[F7]を押して確認する
21、[↑]
1つ前の履歴へ移動
22、[↓]
1つ後の履歴へ移動
23、[Page Up]
履歴リストの先頭へ移動
24、[Page Down]
履歴リストの最後へ移動
25、[Alt]+[F7]
履歴を全て削除
26、[Esc]
入力を全てキャンセルして行をクリア
27、[Enter]
コマンドの実行
少し挙動が分かりにくいショートカットがあるので、実際に実行して、確認してほしい。
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