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2020年2月26日 (水)

法廷でメモを取ること。

私は、法廷で裁判の傍聴をしているときには、メモをとってはいけないと長い間、思い込んでいた。
初めて、裁判の傍聴をしたのは、住基ネットの違憲訴訟で、多分2003年ごろだ。
平成14年かな。頭の記憶装置が揮発性なのでよく覚えていない。

ちょっとしたはずみで深く考えずに原告になったのだが、裁判の傍聴にはまじめに何度も出かけた。

民事の裁判というのは素人の一般人には何が起きているのかまるで分らない。
かろうじてわかるのが裁判の終わりがけに、裁判長が聞き取りにくい声でごちょごちょという次回の日程である。
これを一生懸命、耳をそばだてて聞き、メモせずに頭に記憶するのだが、結構、数秒で蒸発するので、後で弁護士に確認するのが常だった。

裁判の傍聴をしたことがなかった私がメモを傍聴席でとってはいけないとそう思い込んだのは、新聞の記事か、テレビのドラマかで見たことがあったからなのだろう。
だから、住基ネットの違憲訴訟では、傍聴席でメモを取ったことはなかった。

しかし、マイナンバー違憲訴訟では、他の傍聴人が普通にメモを取るのを見て私も、メモを取るようになった。

さて、今回、私がこんな記事をどうして書く気になったかである。
それは、今日の西日本新聞、2月26日付朝刊の2面のコラムに、記者が傍聴席でメモを取ろうとして、地裁書記官にメモは駄目だという注意を受けたと書かれていたからである。

私が、法廷で裁判の傍聴をしているときには、メモをとってはいけないと長い間、思い込んでいたのには理由があったのである。

コラムには、傍聴席でメモを自由にとれるようになったのは平成になってからだと書かれている。

当時、米国人弁護士のローレンス・レベタ氏がメモ禁止をめぐって、国家賠償訴訟を起こしたらしい。
1・2審は敗訴だったが、最高裁大法廷が1989年3月に、憲法が保障する表現の自由の精神から「傍聴人がメモを取ることを理由なく妨げてはならない」という画期的判断を示したらしい。

 

当時の最高裁には、まともな考え方をする判事が多かったらしい。

 

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